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2008年11月

2008年11月28日 (金)

風邪に鍼灸

風邪、急性期は別として、日常生活が送れる程度の風邪症状には鍼灸をうまく使い、からだの排泄、とどこおりの改善を促進すると、風邪が軽めにスムーズに乗り越えられ、おからだもスッキリとしやすいです。

鍼灸通の方は、風邪の初期症状だと気づくと、治療に駆け込んでくださいます。その効果は浅い風邪の方ですと、翌日に持ちこさず、すっきりと治る方もいらっしゃいますし、喉や鼻などの症状が緩和され、症状を溜め込みずに改善に導けます。

これまで施術者側の効果は患者さんのご様子、お言葉で実感しておりました。喉の痛み、鼻のつまりが落ち着き、痰や鼻水として排泄物が出され、軽くなるといったことや、これから強まるだろうな~と感じられただるさ、発熱がすっとひいてしまい、驚きました!と翌日お元気そうにご連絡を下さる方も。

私自身としては風邪をひくことが少ないのですが、このたび、無事に風邪をひきました!?この週末冷えたのか、週明けに喉が痛み、微熱気味に。

チャンス!とばかりくまさんに治療をお願いしました。風邪はバランスが崩れた身体を調整してくれようとして起こる、自己調整といえるます。

今回は熱がある程度出て、その分、痰や鼻水も黄色く熱性のものとなっていました。さらさらしたものは出やすいですが、どろどろしたものは出にくい。滞っているな~と実感でき、うっとおしかったのですが、まず鍼で腎肺のめぐりをよくして、背中のゆがみを整えて、お灸で暖めてもらい、最後にとどこおりの部分を鍼で流してもらいました。

う~ん、効きました♪二日ほどやってもらって早めに改善しているのが実感できました。

体力が落ちていると、風邪は長引きます。普段の養生が一番肝心ですが、万一風邪をひいてしまったら、鍼灸で改善を促進してみてはいかがでしょうか?

kao

2008年11月26日 (水)

ビワ葉狩り♪

今年もビワ葉狩りの季節になりました ビワ葉の剪定は11月~3月 夏のエネルギーをたっぷり吸収した黒々としたビワの葉をいただきます

Biwaba0811 「ビワ葉」を狩ってどうするか。。。といいますと、ビワ葉エキスやビワ葉煮汁、ビワ葉茶の材料にするのです

ビワ葉には血行促進・鎮痛・消炎作用があるので、「ビワ葉エキス温灸」は冷え性や捻挫、アトピー、癌等に効果が期待できます(詳しくは、はり灸末廣堂のHPをごらんください) 敏感な肌の方には、「ビワ葉煮汁」をつかうようにしています081111

また、ビワ葉は熱を加えると糖分が出てくるので、「ビワ葉茶」はほんのり甘くなり、やさしい味のお茶を楽しめます もちろん薬効もあって、胃弱の方にもオススメです  東洋医学でも胃腸はエネルギーを補給するための大切な臓器として重視されています

その意味でも、当院では、よくビワ葉をブレンドしたお茶を治療後にお出しして治療効果を後押しすることを心がけております 

お茶に使ったビワ葉は、ふたたび乾燥させて風呂に入れて入浴剤として使います とても身体が温まるので、冷え性の方にはオススメです またアトピー性皮膚炎にも効果があるそうです 

最近は、自転車で街を走っていても、ビワの木がすぐに目につきます。。。すっかり、ビワ葉ハンターになってしまいました(笑)

kuma

2008年11月18日 (火)

クレソンのパスタ

カオさんの長野の友人からいただいたクレソンでパスタを作ってみました

S_001 見た目はバジルのパスタに似ていますが、クレソン独特の苦味が一味違っておりまして、ちょっとした薬膳料理を食べている気分なり

クレソン。。。って何だっけ?って思われる方も多いかと思いますが、よく肉料理の付け合せにでてくるホロ苦い葉野菜です

クレソンはアブラナ科オランダカラシ属の多年草 生存力が強く、ヨーロッパでは古くから野生のものが食べられていました  クレソン独特のピリッとした苦味はわさびなどと同じシニグリンという成分で、食欲増進、胃もたれ解消の働きがあります  また、クレソンは、カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄分も多く含んでいて血液をサラサラにしたり、強壮効果もあるそうです 

さらに、クレソンの効用としては、心臓虚弱にも有効との話もあります

ここでふと思ったのは、中国古代医学の基礎理論であった陰陽五行論からすると、苦味は「心」によく効くとされていることです 今日の薬膳でも苦味を「心」に効かすために使うとのこと  

自然の素材の薬効に洋の東西は問わないのですね

kuma

 

2008年11月16日 (日)

こっちの水はあ~まいぞ♪

末廣堂では、治療後、患者さんにオリジナルブレンドのお茶をお出しするのですが、そのお茶を煎れる水にこだわりがあります  淀エンタープライズ社の浄水器「ゆうすい」の水を使っているのです

  

S_003 「ゆうすい」を知ったきっかけは、友人が読んでいた「水道水にまつわる怪しい人々」(三五館)という本でした  以前から質のよい浄水器を探していたのですが、その本を読んで、「ゆうすい」に惚れてしまったのです!   著者が弁護士の方でデータもしっかりあげていたので、信頼できると考えたのも「ゆうすい」を選んだ理由の一つでありますが、主な理由はズバリ、「岩清水のような水」を作れるところにあります!

「ゆうすい」は、活性炭で水道水中の塩素やトリハロメタンなどの有害物質を取り除き、天然石の層を透すことで、長い年月をかけて岩盤層を透ってきた岩清水のようなミネラルバランスを生み出すのです

活性炭を利用する浄水器は他にもありますが、天然石の層を通す浄水器は、私の知る限り「ゆうすい」のみです  天然石を通すことで、水がまろくなり甘みがでます 先日、小児鍼で来院した5歳の男の子にも「甘~い♪」と言ってもらえました  

  

鍼灸治療後には代謝がよくなるからか喉が渇きますので、当院では、より巡りをよくするために質のよいお茶をお出しする  その意味で、治療後のお茶も治療の一環と考えております                    

末廣堂にお越しの際には、ぜひ治療後のお茶も楽しんでみてくださいね 毎朝、大量の水を自宅から担いで運んでおります   

 

末廣堂のこだわりを味わっていただけたら幸いです

kuma

2008年11月14日 (金)

素敵な出会い

先週末のお休みを使って、久々に登山に行きました

場所は、八ヶ岳の最高峰の赤岳  県界尾根という最短ルートを往復するルートです  時期的に雪が付いていることも考えられましたが、予想よりも雪は付いておらず、気温もそれ程低くなく なかなか快適な登山となりました

S_112_4 それでも、途中の岩穴には大きなツララがついていて、ナイフのような鋭さに驚き! ミステリー小説の凶器になりそうなくらいです

登山口から山頂まで約3時間  S_118_5

登頂した時には、まだ周囲の山々は雲海に浮かんでいて、なかなかの眺望♪   S_123 ぐるりと360度の大パノラマです

さすがに山頂は風が強く寒かったので、長居はせずに下山後の温泉をお楽しみに早々と下山の途につきましたが、そこでなかなか素敵な出会いがありました  

2メートル位の距離で5分間くらいカモシカ君とご対面!  おそらく子供と思われますが、こちらの存在に気づいても、のんびり周囲のS_131_2 草を食べておりました   こんなに近くでゆっくりとカモシカ君を見たのは初めてです  カモシカといいますが、実はウシ科なんです じっくりお尻の形なんかみると、ウシの仲間だな~って思います

久々の登山で素敵な出会いができ、なんか徳した気分になった一日でした

kuma

2008年11月13日 (木)

湯冷めにご用心

11月になり、だいぶ冷え込むようになってきましたね

お風呂にゆっくり浸かって、極楽ごくらく~って感じる季節になりました                                               

    

しかし、お風呂の入り方一つで、温まるどころか、かえって冷えてしまうこともあるのでご用心 いわゆる「湯冷め」というものです

「湯冷め」を防ぐ、効果的な方法は。。。「湯船から出て風呂からでる前に水をかぶる」です

とんでもないと思われる方もいるでしょうが、これは体の仕組みからして理にかなっているのです

    

ひとの体には、ホメオシタシス(ストレスになりうる外界の環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組み)があります

風呂の温度は、大抵、体温よりも高いので湯船に浸かっている間は、ホメオスタシスが働き、脳から「体を冷やせ~」と命令がでて末梢血管や汗腺が開くように体が働き出します

この脳の命令は脳細胞の中でも原始的なところから発せられるので、湯から上がった後にもすぐには切り替えがききません。湯から上がってそのままでいると、開きっぱなしの末梢血管や汗腺から放熱が続き、体が冷えてしまうのです これが「湯冷め」の仕組みです

これに対し、風呂から上がる前に水をかぶるとどうなるか? 水の温度は体温より低いので、今度は脳から「体を温めろ~」と命令がでて、末梢血管も汗腺もキュッと閉じ熱が体の中から逃げなくなります

慣れないと水を浴びた瞬間にヒヤッとしますが、慣れてしまうと気になりません。やってみると分かりますが、あとから体がポカポカしてきます

   

全身に水をかけるのが一番効果的ですが、慣れるまでは肘から先と膝から先だけにかけるだけでも効果を感じていただけると思います

ただし、湯船でしっかり温まっておくことが前提です でないと、ただの水修行のようになってしまうので ご用心あれ!

kuma

2008年11月12日 (水)

美容には「甘」「酸」

001 徳島出身の方からすだちをいただきました。

ご実家の庭のすだちだそうで、完全無農薬。

一般に出まわっているものより色は薄いですがジューシーですとのこと。

002 皮が薄くて、果汁タップリ♪

かじってみるとほどよい酸味に最後に柑橘系のほんのりした苦味がじんわりと。

これはまさしく中医学の五味的には「甘」「酸」を兼ね備えた食材だな~と。

「甘」「酸」を備えている食材というのは、なんといっても美容にぴったりの食材といわれています。水分が多く、ビタミンCも多い果物、野菜や果物が該当します。

中医学では美容といえば、まず体内の津液を潤すことを考えます。

皮膚組織がカサカサしているということは、潤い不足。血液循環を整え、皮膚末端の組織まで循環を促すことが大事です。このあたりも鍼灸の得意分野でもあります♪運動ももちろん大事です。

同時に、食べ物で潤すことも、とっても大事です。レモンや柚子のはちみつ漬けなども常備しておいてお茶に入れるのも一案です。

冬になると潤すというよりは補陰が大事になるので、状況が変わりますが、おいしい果物のでまわる秋の時期、食べ過ぎに気をつけつつ潤いを取り入れていきたいですね♪

kao

2008年11月10日 (月)

自然の甘み

珍しいジャガイモをいただきました。024_2

外見はジャガイモ、でもよく知る中身の色とは異なり、断面はきれいな紫やピンク。

確か沖縄のさつまいも系で紫のものがありますね。思わずその甘みを想像して口に入れてしまいましたが、味はコクのあるジャガイモ!なんだか不思議な感じでした。北海道の品種だそうです。野菜の世界、広く奥深いですね。朝、サツマイモとふかして塩をふっていただきました♪

この時期、ホクホク系の自然の甘みはほんとにおいしいですねさつまいもやイモ類など自然のホクホク系の甘みは薬膳では健脾胃、胃腸にやさしい、胃腸を潤す食材とされています。またサツマイモは便通も整える効果があります。胃腸が疲れている方や便秘気味の方、取り入れてみてはいかがでしょうか。

湿度が低くなり、胃腸の負担も減るこの時期、食欲が増進するのも自然状況のようです。食べ過ぎには気をつけて、収穫の秋、堪能していきたいですね。

kao

2008年11月 6日 (木)

職人の心意気

先日の休みの日に 陶芸家の榎本合歓(がっかん)・恭子(やすこ)さんの個展へ  場所は、目白のギャラリーFUURO  スペースいっぱいに合歓さんの作品がならんでいました

Photo_2  きっかけは、カオさんが以前に合歓さんの個展に行ったことがあり、そこでシンプルながら味のある湯のみを手にいれていたことです  今回の個展でも魅力のある器が見つかるかもと思い、目白まで足を運びました

色々な色の作品がありましたが、その中には藁など自然のものから出るヤニを利用したものもありました  また、合歓さんの作品には体に有害な釉薬は一切使われていないそうです   これは、合歓さんが30年来マクロビオティックを続けられているからでしょう 職人のこだわりを感じます

そのような作品の中で光って見えたのが、今回手に入れた湯呑みと酒杯です 合歓さん Photo 曰く「とても焼き締められているので、陽性の力が非常に強い(*) これならビールを飲んでも体は冷えない」とか たしかに、持ってみると、見た目よりもズッシリ重い! 器そのものにギュ~とエネルギーが閉じ込められていると感じます

合歓さんは、窯に火を入れる時には、断食をされるそうです そうして感覚を研ぎ澄ませていくことで、その時その時に最適な火力などを感じとるのではないかと思います 

私は、鍼灸師も患者さんの体の変化をその時その時でタイムリーに感じ取り施術していく必要があると常々感じています  技や術などの世界には共通するテーマなのかもしれませんね  職人の心意気を感じた一日でした

(*)マクロビオティックの考えでは、収縮する力は陰陽でいえば陽の力とされています 陽の力は、体を温める方向に働きます

kuma

2008年11月 5日 (水)

手作り石鹸

きれいなローズのアロマソープをいただきました。015

なんでも手作りということで驚きです!こういう丁寧な手作り品は、見ているだけで癒されますね。

時間がたつと葉の部分が茶色に変色するので早めに使ってとのこと。

あ~もったいなくて使えません

もうしばらく飾ってから使わせていただきます♪どうもありがとうございました。

エッセンシャルオイルも好みのゼラニウム入り。016

ゼラニウムは私の中では5本の指に入る精油。皮脂の分泌にも、老廃物の排出にも効果的に作用し、ホルモンバランスを整えたり、うつ症状にも有効とされる精油です。エサレンマッサージでもよく使っています。

アロマの世界、匂いという五感からも私たちは影響を受けているというのは折々に感じますが、その世界も深いものですね。

kao

2008年11月 3日 (月)

3週間

新規開業、結婚と新生活に入りはや3週間

ようやく生活的にもそろうべきものがそろい、落ち着いてきました。

渦中では、やるべきことを行いつつ、前に向かって行動するのみといった感じでしたが、この一年は何年後かに振り返ると、面白い変化の年となるのだろうなと。

以前の院、てごころで、新規開業、結婚について患者さんにお伝えすると、多くの方が、「今が一番たのしい時期ねえ~」と。

そう言われても、やることに追われていたので、楽しいという感覚はなく、「そうかな・・・?」と思っていました。

マリッジブルーという言葉もありますが、その意味も分かる時期もありました。やはり新たな生活に入るというのは大きな不安にも襲われるものだと実感しました。

でも、多くの考えることがあり次々に実行していかねばならないということは、それだけ充実しているということで、ときが経ち、振り返ったらおそらく、「あのときはバタバタしてたけど楽しかったね~」ということになるのだろうなと。

パートナーとの新たな仕事場・生活3週間

ぶつかるところももちろんありますが、それよりも多く、仕事面でも生活面でも、身近に別の人格の新たな視点が近くに存在することにより、自分の幅が広げられていっているな~と実感します。それはとても楽しいものです。そして、ありがたいことです。そう思える生活ができていることに感謝です。

kao

2008年11月 1日 (土)

バジルのパスタ

先日、今年最後(と思われる)の自家製バジルを使ってパスタを作りました  あの独特の匂いがたまりません!

Bajirupasuta 使ったバジルは、6月に近くの花屋さんでバジルの苗を買ってきて、プランターで育ててきたものです  無農薬バジルなり

夏の太陽のエネルギーをタップリ吸収してすくすく育ってきましたが、さすがに、10月末にもなると、頭打ち  おそらく今年最後の収穫です

バジルは、シソ科の一年草  シソと同様、夏の間は、葉につく虫との格闘です ただし、殺虫剤は使いません  また、できるだけ無益な殺生はしないように、捕獲した虫は遠くのヤブに逃がします  最後の収穫の時には、可憐な白い小さな花が咲いてました

バジルは主に夏に収穫されるので、夏野菜に分類されると思われます 夏の間は、スクスク育つので、たっぷり収穫できます  それをフードプロセッサーかミキサーでバジルペーストにしておくと ドレッシングやパスタソースに使えて重宝します

カオさんは、バジルペーストを天然酵母のパンに練りこんでバジル風味のパンを作っておりました!

バジルペーストは、バジル、松の実(クルミなど他のナッツ類でもOK)、ニンニク、オリーブオイル、塩少々で作れます パスタにするときは、パルメザンチーズも一緒に混ぜるとイタリアンな感じにもなりますね   もっとサッパリさせたいのなら、オリーブオイルもチーズも入れずに豆乳でコクを出すのもいいです

しかし、そんな夏野菜を10月末にいただくのは、旬から見れば時期遅れですね~夏野菜は体を冷やす傾向があるので、涼しくなってきた今の時期には適さないかな

でも、温暖化している現代では、バジルの旬もズレているのか? バジルから温暖化を連想した一日でした  

                                                                                                 kuma

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