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2009年3月12日 (木)

木を見ず森を観る

「コリと痛み」という記事の続きです  今日は、不快症状への対処について  

対処の方法は、大きく分けて2つです  痛みへの対処を例にします

痛みをマヒさせる方法 と 痛みの原因を探して、その原因を取り除く方法  です

前者の身近な例としては、頭痛薬があげられるでしょう  頭痛の原因はさまざまですが、頭痛薬は、痛みをマヒさせることで不快症状を緩和します  

ここで大きな問題は、痛みを感じなくなるため、無理がきくことです   痛みを感じないからといって本当の原因に対処しなければ、無理した結果、原因となる部分をより悪くしかねません   

繰り返しになりますが、痛みが出るのは、そこが異常であるとの身体からのサインです   ですから、痛みを感じ「られる」ことは、実は身体の異常を知るために必要なことなのです   

コリからくる痛みに対して鎮痛薬を飲んでもコリ自体は残るので、薬の効果が切れてくればまた痛みだすでしょう   

これに対して、私たちは後者の方法をとります   コリからくる痛みなら、コリ自体を鍼灸治療で緩め血流をよくすることで痛みを緩和するのです  頭痛でも、頭・首・肩あたりの緊張から頭が締め付けられることが原因のこともあります  その場合は、その緊張を緩める必要があるのです

私たちが鍼灸治療を施すにあたって全身治療を治療の基本にする大きな理由は、患者さんが訴える不快症状の原因を様々な角度から見つけたいからです  原因を改善していかなければ、時間が経つうちにまた同じ不快症状が表れるからです  コリが原因なら、そのコリを見つけて取り除くことが必要です

「木を見ず森を観る」  これは、末廣堂の鍼灸治療の基本です

kuma

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