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2009年6月22日 (月)

肉離れに びわの葉温灸

先日、来院した方が、左ふくらはぎにひどい肉離れをおこしていました  歩くときに痛みがでるので、左脚を棒のように引きずっての来院です 

主訴は、全身の疲れであり、肉離れではなかったのですが、肉離れで不自然な歩き方をされていたので、全身調整のために肉離れも治療しました

肉離れになってから一週間、炎症は治まっていましたが、すこし内出血の後があり、左ふくらはぎ全体が皮膚表面からパンパンに張っている状態   奥の方に悪血(おけつ)が溜まっていると診立てました

全身を鍼灸でバランスをとりつつ、びわの葉温灸で自家製のびわエキスを左ふくらはぎの患部に浸透させていきます  当院の特製の陶器の温灸器は保温性が高いので、皮膚にぬったびわエキスはしっかりと皮膚の下に浸透していきました

2度、びわの葉温灸を繰り返したところ、ふくらはぎの張りがとれ、硬さに左右差がなくなり左ふくらはぎに弾力性が戻ってきたので、効いたことを実感

治療後に歩いてもらうと、左ふくらはぎを使って歩けるようになっていました  患者さんは、不思議そうな顔をされていましたが、びわの葉の薬効を考えたら、十分予想できることでした(詳しくは、末廣堂のHPの「びわの葉灸」のページをご覧ください)

びわの葉の薬効として、血液浄化があります 今回治療した左ふくらはぎの奥には悪血が溜まっていましたが、それがびわの葉エキスが浸透することにより悪い血が押し流され、状態が改善したと思われます

温灸をすると、温灸した部分の血行がよくなるので皮膚が発赤してくるのですが、びわの葉エキスを使うと、より発赤するようになります  温灸の熱が身体の奥に深く浸透するためです   治療を受けている患者さんも奥深くに熱が浸透していることを感じるという方が多いです

びわの葉エキスを使うことにより血行がさらによくなり、身体の隅々まで気血の巡りがよくなるので、びわの葉温灸は疲労困憊してしている方にも喜んでいただいてます

肉体的にも精神的にも疲れが溜まりがちな方には、びわの葉温灸 オススメです

kuma

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鍼灸治療」カテゴリの記事

コメント

 R・Oさんから、リンクさせていただきました。我が家でも枇杷葉は、友人・知人の類が、引っ張りだこです。先日も、手首の痛みに、枇杷の生葉を送ってあげました。焼酎に漬けたものの方が、痒みが少ないようですね。

 私は、自分の手で、温圧療法ができます。手の平にじっとり、汗をかいてきたら、自然に手が離れてきます。仕事は、介護なので、結構重宝されていますよ。アトピーにも、枇杷湯をすれば効果があります。

 ブログを日々、更新中です。

アナザン・スターさん  はじめまして
リンクしていただき、ありがとうございます
私たちもビワの力にとても助けられています
自然の力は偉大ですね
よろしければ、アナザン・スターさんのブログを教えてください  

 枇杷の葉なし(goo) といいます。
 R・Oさんの母上さまが児童文学作家、なのはご存知ですよね。その関係で、とても長いお付き合いをさせてもらっています。

 ブログは、昨年の8月から書き始めました。
 我が家は、枇杷に守られているとしか、思えないような不思議なことが多々起ります。

 ブログを書きながらも、知らないことなのに、突然頭の中に文章が浮かんできたり、すらすらと漢方の知識を言っていたりします。

 自然農法や、無農薬にとても関心があり、友人たちに助けられて、更新しています。

アナザン・スターさん

ブログの情報ありがとうございます
早速、読ませていただきます

枇杷の木がご自宅にあるのは羨ましい限りです

当方も、鍼灸治療だけでなく、自然療法や自然食に興味があり、機会があれば患者さんにもお伝えしております

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