日頃の一歩の積み重ね
私は登山が趣味で、休日は可能なかぎり山に行きたくなります 特に泊りがけの縦走が大好きです
山は、空気も水も美味いし、変化に富む景色にいくらいても飽きません 特に早朝の静かな空気に包まれる山が最高ですね
この登山 安全に下山するには色々な要素がありますが、やはり まずは体力が大切だと思います 仮にガイドさんがついていても、自分の体力がなければ無事下山できないこともあるでしょう
そこで、私が常日頃に行っている山での体力作りについて、ご紹介します
やはり脚力が重要です 特に下りの時に使う脚力です 「上りは体力、下りは技術」とよくいいますが、やはり下りも脚力があるのが前提だと思います
筋肉は、通常 「縮める時」に負荷がかかり力を出すのですが、下りの時は筋肉を「伸ばしながら」負荷をかけるという特殊な状況にあります ですから、下りの時に使う筋肉は、下りの動作の中でしか鍛えることはできないのです
そこで、私は下りの筋肉は階段を下ることで鍛えるようにしています 駅や高いビルの階段を見つけると、ここぞとばかりに利用します
ですが、それだけだと自分の体重の分しか脚に負荷をかけられないので、ザックに水や重い本などをたくさん詰めて自宅のあるマンションの階段を、夜一時間くらい上り下りしております
山は段差も区々なので、一段抜かしで上り下り、早足で一気に上り下り、ゆっくり負荷をかけながら上り下り等、いろいろバリエーションを交えます
特に重要なのは下りのトレーニングです 下りで足を地面についた時の衝撃が膝にこないように ゆっくり下るようにします これにより、下りでも使える筋肉が鍛えられるのです このトレーニングをしていないと、山でついつい勢いにまかせて下ってしまい、膝に負担をかけて長い目でみれば膝の骨を傷めていくことになるでしょう
やはり「使える筋肉」は、その筋肉を使うのと同じシチュエーションで鍛えるに限りますね
お陰で、先日の南アルプス北部縦走でも、12時間、14時間と歩いても殆ど筋肉痛になりませんでした
山での一歩も、日頃の一歩の積み重ね
ザック背負って階段の上り下り 登山をするなら、オススメです
kuma
« 箱根ハイキング | トップページ | プチ断食でインフルエンザ対策 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
いやいや。そんなめんどくさいことをしなくても、枇杷葉を足の裏に貼っていけばいいのです。ナイロンに入れるかして、予備も持って行きましょう。生葉でも焼酎漬けでもいいのです。また、虫刺されや、あらゆることに効果があるエキスを密封容器か、小さめのスプレーや瓶に入れて持参します。山は何があるかもしれません。私は、山は好きですが、生理的現象に困るのと、畏怖の存在であると信じていますから、無闇には登りません。そこを荒らし回る気がしないのです。どんな山にも神が宿り、また神が守っているものと想います。我々は、命の恵みを分けてもらうのであって、犯してはならないとも想います。
投稿: アナザン・スター | 2009年9月14日 (月) 01時05分
私もビワ葉エキスは常に山に持参します また、円皮鍼という貼るタイプの鍼も利用して脚への負担をサポートしています しかし、ビワの葉だけで山での脚への負担を回避するのは不可能だと思います 少なくとも私は、そんなリスクは負いません
私は山に限らず自然への畏敬の念は常に持っております 常日頃からできるだけ自然に優しい生活をしている自負もあります 山に登ることで自分の小ささや弱さを再確認できるのも、私が登山を続ける理由の一つです
投稿: kuma | 2009年9月15日 (火) 00時59分