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2009年10月31日 (土)

脱穀・新米の恵み

信州上田の半農半鍼灸の友人ご夫婦宅「春風館養生所」へ、農業体験&技術交流会へ伺いました。

ご自宅分の稲を充分まかなえるだけの200坪の水田もあり、ちょうど脱穀の日に居合わせることができました。

稲刈り後、はぜ架けし乾燥しておいた稲を脱穀機にかけ、籾にしてゆきます。お米には日々お世話になっていながら、束になった稲をみるのも、籾になる過程をみるのも初めてで、貴重な体験をさせていただきました。

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自分で身体を動かして作業してみますと、本当にお米一粒一粒が貴重でありがたく、一粒たりとも無駄にはできないぞという気持ちになります。体験することの大切さを改めて思い知りました。

このような小さな水田を持っていた兼業農家こそ、従来の日本の農家の主流であったはずなのに、大規模農家を支援する政策により、小さな農家は田を維持することが難しくなり、友人の周辺農家もどんどんと田を手離してしまったようです。

脱穀後はコイン精米所で、籾をお米に代え、夕飯に早速新米をいただきました!さっぱりした甘味で、自家製のお味噌と合わせてとてもおいしくいただきました♪

半自給的な暮らしをしている友人にとり、日本の食・エネルギーの問題は肌身に感じる問題であり、いつも日本の不安定な危うい状況を教えてくれます。

周辺諸国は穀物高騰、異常気象、人口増加による自国の食糧危機に備え、輸出規制に乗り出している現在、日本の状況はというと・・・。

自給率が40%とは知られるところですが、自給を担う農業・漁業者人口は318万人、全人口のわずか2.5%だそうです。しかも、その47%は70歳以上、60歳代が23%と、70%が60歳以上と。自国の食料生産の半分を支えているいるのが70歳以上の方々の労働とは・・・。

友人は「就職難の若者が農の世界に流れてくれればよいのだけれど」と。

今自分にできるのは、食べ物を大切に、頑張っていらっしゃる生産者の方々を応援していけるように選択していくことかなと思いました。

Kao

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