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2010年8月15日 (日)

妊娠時のむくみに鍼灸

お盆、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

末廣堂のあるライラック通りもお休みのお店が増え、人通りも静かになっています。こういう時期は、患者さんにも変化が。久しぶりに調整にいらしてくれる方が飛び込みでいらっしてくださったりするので、夜寝付くとき、明日はどなたがいらっしゃるかな~と思います。

さて、私、出産予定日まであと2ヶ月を切りました。おかげさまで体調は良好です。

先月、7ヶ月目までは体重4キロ増、胎児1500gと体重の増加はさほどではないながら、胎児は標準の成長具合。お腹も目立たず気づかれない程度で、ややいつもよりは重いながらも体調もよく、余裕だな~などと動きまわっていましたが、8ヶ月に突入したとたん、様子が変わってきました。

日に日に身体の重みが増し、お腹が突き出してくるのがわかるのです。

足のむくみもこれまでは全くなく、不思議に思うくらいでしたが、お腹が大きくなり、腰やソケイ部に負担がかかるようになってむくみ出だすのですね。

妊婦さんをはじめ、女性で足のむくみを主訴にいらっしゃる方々の、むくみの重だるい感覚はこれなのか~!と実感しています。

妊娠を期に静脈瘤ができる方は少なくありませんが、むくみで下肢の内圧が上がったままにしておくと血管も圧迫され、静脈が浮き上がってしまうのも無理ないなと。

私も、からだの重さにかまけてケアを後回しにしていたら、気づくと足がサリーちゃん様に。くるぶしは消え、靴がきつ~く。

私の場合、胎児の頭側がよく落ち着いているのが右側下腹ですが、そちら側の方がやはりソケイ部の圧迫が強く、それに伴い足のむくみも左側より強く出ています。

これはまずい!とケアするとやはり足が細く軽く楽になります。

妊娠時は原因があってのむくみなので、治すというより症状の緩和になりますが、一時的でも足が楽になるのはうれしいことで、静脈瘤の予防にもなります。身を持って鍼灸オススメだなと。

むくみ治療で使うツボと逆子治療で使うツボ、私の場合かなりリンクするのですが、面白いのはそういうポイントに鍼をすると胎児がごろごろ動き出すのです!

下腹部が緩み出すからですが、経絡、からだの流れ、つながっているのだな、と実感として味わっている日々です。

妊娠時のケアにもどうぞご利用ください♪

kao

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