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2010年12月

2010年12月31日 (金)

福を呼ぶ大晦日

大晦日 いかがお過ごしでしょうか?

末廣堂の業務は昨日まででしたので、今日は治療院の残りの掃除と整理を済ませてから、帰省している甥たちと多摩川まで散歩に出ました

午後の昼下がり 温かな陽ざしの中、のんびり散歩していると、川べりの一本の木の下に人だかりを目にしました

何かと思い近づいてみると、なんとフクロウの仲間が5羽 枝にとまっていたのです!

101231_2 「トラフズク」というフクロウの仲間であるとのこと  フクロウというと深い森の中にいるイメージだったので、なんだか不思議な光景でした   末廣堂のマスコットの「フクコ」に似ています♪

フクロウというと、「福」を呼ぶとか「不苦労」とか いいますよね

一年の最後に、そんなフクロウを直に目にすることができて、なんだか嬉しくなりました♪

今年は、新しい家族が増えたので、十分「福」が来てくれたと思いますが、来年は、さらなる「福」が舞い込むのかな? なんて目論んでおります(笑)Fukuko_2

今年も沢山の方々に支えられて一年を過ごすことができました   

来年も皆さまのご期待に応えられるように、精進していきたいと思います

では、よいお年をお迎えください

kuma

 

2010年12月28日 (火)

年納めに 百蔵山~扇山 縦走

昨日のお休みを利用して、大月にある百蔵山から扇山へ縦走しました

Rimg2973_4子供が生まれてからバタバタしていたので、久しぶりの山行です  

長いこと登山していないと、身体の中がモヤモヤして滞ってくるので、いい治療ができなくなる感じがします  そういうわけで、久々に登山に行かせてもらいました

関東は年末年始は穏やかな天気になりやすいですが、今日もとても穏やかな天気!  風も雲もほとんどなく、静かな山旅となりました

百蔵山も扇山も山頂からの富士山の眺望が最高です  とくに今日は、百蔵山頂では、快晴の青い空の中に浮かぶ雪化粧の富士を堪能です  やはり富士山は眺める山ですね♪ Rimg2979

久々の山行でしたが、思いの外足取りは軽く、上りでは骨盤を起こして お尻の筋肉とハムストリングをメインに使い、グイグイと高度をかせぎます  下りでは、ももの前面の筋肉を使って、膝関節への衝撃を和らげることに注意しました  結局、コースタイムの3分の2の時間で下山です

今回歩いた縦走路は、ガレ場やザレ場、木道もなく、土を踏みしめながら歩けたので、とても気持ちよかったです  足に優しいコースなので、トレールランニングをする方にもオススメですね

今年の山行も 無事に終了できました♪

毎度のことながら、快く登山に行かせてくれたkaoさんには感謝です

kuma

2010年12月19日 (日)

柚子味噌・柚子ジャム

マクロビオティックを勉強され、日本の発酵食や保存食のよさを伝えてゆきたいな、という思いをお持ちの方より、柚子味噌、ジャムのプレゼントをいただきました。

マクロビ食は私も大好き。自分の胃腸に合うのだと思います。

Rimg2928 マクロビ的゙生活に慣れると、自然の甘味や味を楽しめるようになるので、市販のものの甘さがきつく感じることが多くなり、好みの味を求めて自然と手づくり派になれる気がします。

久々に蒸しパンを作ってつけていただきました♪

柚子ジャムは甘さ控えめで酸味がしっかり感じられました。米飴入りですが、ジャムのまとめ役になっている感じでよいですね!

柚子味噌は豆味噌と白味噌の合わせ味噌だそうです。しっかりしたお味噌風味の後に柚子の酸味が広がります。豆味噌だけですときついだろうところをまろやかな風味の白味噌をあわせて緩和させているところ、プロの味でした!

丁寧な試行錯誤の上できた作品、ご馳走様でした

池上線沿線、旗の台にある天然酵母パン屋さん、スピカで購入できるそうです♪

kao

2010年12月17日 (金)

大根葉がうれしい季節

この時期旬の大根、立派な葉付きのものが売られ、嬉しいです。

「大根はコストパフォーマンスが高く、よいものだな~」と主人が先日しみじみ言っておりましたが、毒消し効能もあるしおいしいし、大助かりの食物です。

  料理は素材の持っている味を大事に、できるだけ栄養を落とさずいただけるよう心がけています。

というわけで、大根葉の酵素をそのまましっかり摂れる、とってもシンプルな我が家のレシピ(といえないかな・・)

1.大根葉をやや厚めの千切りにする

2.塩(胡椒)する

3.あればかんきつ類(柚子など)かける

サッパリと美味しいです。余分な油も取らずにすみ、洗いものも簡単サラダ。これはクマさんに絶賛され(笑)、しょっちゅうリクエストがきます。

大根葉の根元の茎の方は粗みじん切りにし、さっと炒めにゴマやシラスなどお好みで加えてふりかけ風にして楽んでいます。

カブの葉も同じようにいただいています。

ちなみに葉の保存法。なるべく入手後早めに食べるのがよいですが、しばらく置くときは葉の部分を切って花瓶にさしています。

花瓶はある程度重量があるので、安定して置いておけます。花ではありませんが食卓に緑が飾られていると、雰囲気も明るくなりよいですよ♪

旬のもの、身体にもよい酵素、おいしく効率よく摂取したいですね♪

kao

2010年12月14日 (火)

乳幼児の寝かせ方

先日大田区の「すこやか赤ちゃん訪問」で助産師さんが家に来てくれました。

赤ちゃんの成育状況を確認してくれたり、いろいろアドバイスして頂きました。

体重も1.5キロ増え、順調に成長してくれているようです。

目からウロコだったのは赤ちゃんの寝かせ方。首が据わるまでは母胎にいたときのように丸まっているのが楽で、あお向け寝は姿勢的にきついのでうまく寝付けないと。

Srimg8145 古来、日本では赤ちゃんを樽やかごに丸めていれているか、大家族の誰かが抱っこしていたわけで、仰向けで寝させるようになったのはつい最近のことと。

そういえば春に遠野に行ったとき、保存された旧家に赤ちゃん用の大きな丸く編んだかごがあり、なるほどと思ったのを思い出しました。

というわけで、あるものを工夫して丸めておいてあげるとよいようです。

やりやすいのは授乳クッション。バスタオルを使って、溝に丸めるように寝かせます。

ポイントは、脚が伸びないように ももの下にバスタオルをまわして背中が丸くなるようにすること。

このように寝かせると、寝つきがとてもよく、気持ちもよさそう。これじゃあ、今までの仰向け寝、きつかったでしょうに。

背中の丸いカーブを阻害しない横向き寝もよいと。背中にバスタオルを巻いたものを当てておくと仰向けにころがらずにすみます。夜の添い乳もすぐできて、母にとっても楽です。

抱っこ紐を使う時も、首が据わらないうちは 脚をしっかり屈曲させて だらっと下がらないように足裏まで布でくるまれていたほうがよい、とのことでした。

知ると知らぬとでは大違いですね。

どうもありがとうございました!

kao

2010年12月 7日 (火)

手作り抱っこ紐 ディディモス(didymos)を参考に

首のすわっていない新生児期、子供をだっこしながら買い物に行けると便利なのに~。

と、この時期から使えるだっこ紐を探していたら、ドイツのDIDYMOSというだっこ紐をネットで発見!

Image3141_2  昔の日本のだっこ紐を幅広にしたようなもので、布を子供の大きさに沿って巻きつけてゆくので、子供にも負担がなさそうで、すごくひかれました。

その翌日、なんとDIDYMOSのだっこ紐でお子さんをだっこしていらしたお母様が小児鍼の施術に末廣堂に来てくださいました!シンクロニシティ!

色がとてもきれいなコットン生地。

触らせていただいて、感触やら感じやらをチェック。とりあえず、家にねむっていた布地110cm×2mを半分に切り、4mの長方形の太い紐を作ってみました。Photo_7

つなぎの部分だけはしっかりと縫い、あとは周りをひたすらミシンでガーっと直線縫い。

できたら早速だっこ。すっぽりはまってかわいいです♪♪

子供もそこに入れて歩き出すと、すぐに眠り、1時間でも寝続けていたのには驚きでした。

気持ちよくだっこされているようだし、こちらも両手が使えるし、重みが腕だけでなく肩・腰に分散され大助かり!

スリング風のだっこ布を産前用意していたのですが、子供の首がつらそうで使うのに気が引けたのですが、これは気兼ねなく使えてうれしいです♪

患者さんにいろいろな結び方の本をお借りしました。一枚の布をこんなにも工夫できるのか!という面白さがあります。

新生児からの使用の場合、首が据わっていないので、布を長く使う巻き方になり、私の作った4mだとぎりぎりの長さになるかも。うっているものは4m20㎝らしいですが、出来上がりがそのくらいの長さが使い勝手よさそうです。

これが縫いたいがために、今回ミシンを購入してしまいました。ミシンなど縁遠い生活を送っていましたが、子供はいろいろと原動力になりますね♪

kao

仕事再開は小児鍼から

空、生後2ヶ月となりました。お陰さまですくすく成長中。

先月より小児鍼の施術を少しずつやらせていただいています。

子供も同伴させていただき、自然な、無理ない形で仕事も復帰させていただいて、本当にありがたいことです。

子供が出来て、夜泣きされて、親として小児鍼のありがたさが実感できるようになりました。

連れてこられるおやごさんの気持ちも、よく分かるようになったように思います。

疳の虫で来院された5ヶ月のお子様を連れてこられたお母様が「本などでは時期が過ぎるまで待つしかないというように書かれているけれど、小児鍼でこんなに落ち着くようになるなら、子供にとっても親にとってもお互いにいいので、できるとよいですよね」と。

小児鍼はこちらも驚くほど、すんなりと効果がでることが多いです。もっと広まれば助かる方多いと思うのですが、あまり知られていないのが不思議であり、残念なところ。

日常の子供さんなりのストレスで、疳の虫、夜泣きといった症状が出るのは、新しい体験の続く成長段階では自然なことだと思います。

ですが、それが一時的なことで済まされない場合、長く続いてしまっている場合は、小児鍼をうまく利用されてみると親子お互いに落ち着けるきっかけになると思います。

お母さん自身でも簡単にできる日常のケアもお伝えしておりますが、皮膚を通しての親子のコミュニケーション時間を持つことも、お子さんの自律神経に作用するのだと思います。

小児鍼普及、地道にがんばってゆきたいです♪

kao

2010年12月 1日 (水)

うさぎの絵本

絵本の朗読を趣味とされている患者さんから、ときどきオススメ絵本を貸していただきます。

私も絵本はとても好きで、お返しにお貸しして、楽しみなやりとりをさせていただいています。

Photo 今回は『うさぎのユック』を貸していただきました。

元アナウンサーの絵門ゆう子さんの著書です。絵門さんは乳がんの転移で亡くなられた方です。がん発覚後、がんの方へのカウンセリングや講演、朗読会など「いのち」をテーマにした活動を精力的にされていました。

五匹のうさぎの兄弟がお母さんのお腹の中にいるところから始まり、助け合って成長してゆく姿を描いています。

今回お返しに貸したのは、『ポケットのなかのプレゼント』

この著者の方も乳がんの転移で、9歳と7歳のお子さんを遺して亡くなられた看護師さんです。

それぞれ、遺された方々に伝えたいメッセージが詰まっている本です。

絵本は大事なことをストレートに伝えてくる力強さあり、深さありで、子供のものと枠付けするのはあまりにももったいない、老若男女味わえるものだと思います。

限りある命を直視したお二人の本も、人間にとって大切な本質的なことが描かれており、思わずうっと胸にくるものがあります。

今回は期せずして、同じ境遇の方の、しかも同じくうさぎさんが登場人物の本の貸し借りとなりました。

kao

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