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2011年3月

2011年3月28日 (月)

原発のない世界を目指して

福島原発は いまだに深刻な状況が続いていて、解決に向けて長期戦になることが明らかになりつつあります

今回の大事故の後でも、各電力会社は、既存の原発の再運転・新設は「延期」とするとするに留まっているのが現状です。。。

ですが、今回の事故を契機に、はっきりと原発を「廃止」にできないものでしょうか?  

今後も今の節電の流れを維持しつつ、自然エネルギーを活用した発電をより推進していくことで、解決への道をつけていくことはできないのでしょうか?
 
ブータンという国には、大きなダムではない小さな水力発電システムがあるそうです。そのシステムだと環境への負荷は小さいそうです。急峻な河川のある日本では、そのよ
うなシステムを採用することもできると思います

さらには、海に囲まれた日本では、波の力を利用することはできないのでしょうか? 非常に有効だと思います

これから原子力エネルギー行政の転換の声が大きくなっていくことと思いますが、漠然と「原発は危ない、不安だ」という気持ちだけだと、続かなくなってしまわないか心配しています

そこで、以下のサイトの内容を読んでいただきたいと思います

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

このサイトの筆者の平井憲夫氏は、20年間 原発の「生の現場」を見続けてきた方です。

10年以上前の情報で、詳しいデータや科学的な分析はありませんが、私には 平井氏の切実な想いがひしひしと伝わってきました  机上の話ではなく、現場を見続けてきた方だからこその想いが詰まった文章です

読んでいただければ分かりますが、特に 原発が原発周辺の人々に対する大きな差別をつくっていることは、本当に許されないことだと思います

この文章を読んでみて、それでもより快適な生活のために電気を大量消費しつづけようと思う方はいないと、信じます

kuma 

2011年3月18日 (金)

災害時のメンタルケア

この数日の事の重大さに不安定になりやすいですが、まずは自分を落ち着かせていきましょう。
福島の臨床心理士の友人よりメールをいただきました。
私自身、とてもありがたい内容でしたので、皆さんと共有いたしたく掲載いたします。
kaori
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気にかけてくださること、祈って下さっていること、できることを考え、動いてくださること、本当に皆さまのコミュニティのつながりから暖かいパワーを頂いております。
私自身も、無事の確認がとれない友人の心配や、もっと被災の大きかった地域の方々へ、今の状況だからできることを考え、模索しています。
ただ、まずは、セルフケアをして頂くことをお願い申しあげます。
他の人をサポートしたいと思う時、事が重大であればある程、自分自身が地にしっかりと足をつけ、落ち着いた状態でいることが必要だと痛感しております。
されている方もいらっしゃると思うのですが、参考までに、以下の内容をご覧いただければ幸いです。
災害時のメンタルケアについて知り合いの臨床心理士から役立つ情報を頂いたので、共有したいと思います。どうかご無事でいてください。
以下、ほぼ全文を流しております。
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【災害時のメンタルケア】

◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。

今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。
こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。
細々意識してみることをトラッキングといいます。自分自身に対するサポートを最初にしてください。

私たちが落ち着いているか、不安な状態であるかによって周りの人に与える影響が違ってきます。

◆2. テレビの視聴には気をつけてください。
  *特にお子様、感受性の強い老若男女の方々

身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきたり、不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが流れてくる全く違う番組にしてください。

テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。

人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。

こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。

***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!*
**

トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強力です。

サンフランシスコ大地震の時は、繰り返されるメディア報道が人々にもたらすネガティブなインパクトは甚大だったといいます。


◆3. 今一番に必要なのは、身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。


◆4. そして非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーションです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。

その時の自分の思いを言葉にして、所属するコミュニティでシェアしたり、身近な人に伝えてみてください。
もちろん、手段はメールでも構いません。 「メールに書きながら落ち着いてきました。大丈夫です」とおっしゃる方、多いです。


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特にメディアが繰り返し繰り返し流す悲惨な映像によって距離が保てなくなり、自分が生きていることに罪悪感を感じてしまったり、全く逆に現実感を失って自分がここにいる感覚がボンヤリしてしまったり・・・という声が次々届いているということです。
自分を見失うことなく、冷静な判断ができますように。

命が守られますように。

被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます

被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。
深刻な状況の中、どうかお心を強くもたれて乗り切ってくださいと祈るばかりです。
押し寄せる痛ましい報道の中、被災されている方々の精神力の高さを伝えてくれる記事も少なくありません。
そのような記事に出会うと、私もしっかりと落ち着いて、すべきことを行動してゆかねばと、こちらが勇気付けられてしまうくらいです。
そのような記事をまとめている方がいらっしゃいましたので、いかに転記させていただきたいと思います。
kaori
ゴリライモさんという方の、日記です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1688413389&owner_id=7710648&comment_count=131
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(以下転載=転記・転載・コピペ OKとの事です。)

<中国人が見た日本>改めて証明された日本人の民度の高さ、世界の人々に印象残す
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1533452&media_id=31

この国の人々の民度の高さは尋常じゃない

中国のマイクロブログで話題となったのは、日本滞在中のある中国人のつぶやき。
「数百人が広場に避難していたが、その間、誰もタバコを吸うものはいなかった。毛布やお湯、ビスケットが与えられ、男性は女性を助けている。3時間後、人々は解散したが、地面にはゴミ一つ落ちていなかった。一つもだ」 という内容

そして、その凄さは世界のいろいろな国に伝わっています。以下抜粋
政治・経済のニュースをみると、すっかり存在感がなくなっている日本ですが、多くの国から寄せられる日本への思いは、暖かく優しい。

国連総長
「日本は世界で助けを必要としている人たちに対する最大の支援国の一つ。この極めて困難な時に、国連は日本国民と共にある。われわれは(日本のために)全力を尽くすだろう」 

CNN
「有史以来最悪の地震が、世界で一番準備され訓練された国を襲った。犠牲は出たが他の国ではこんな正しい行動はとれないだろう。日本人は文化的に感情を抑制する力に優れている。」 というコメントからも、客観的に見てもその民度の高さは、驚きと尊敬の目で見られていたことがわかります。

オバマ大統領
「私は日本には特別な思い入れがある。ハワイで日本人や日本の文化に触れてきた。今回の地震は胸が押し潰される思いだ。でも私は楽観的だ。あれだけの経済や技術を築き上げてきた日本人だ。必ずこの困難を克服するだろう。そのための支援をわれわれは惜しまない」

米ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、
「日本への同情、そして称賛」と題するコラムを掲載。阪神大震災時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏が執筆し、「きょう、私たちの気持ちは皆、日本の人々とともにある」とエールを送った。
 
中国主要紙は、
「破壊度は(2008年の)四川大地震の20倍」と報道。
日本批判の書き込みが多い中国のインターネットには 「四川大地震のときに日本は支援してくれた。今回は中国の番だ」 「がんばれ日本人」などと励ましのコメントが多く寄せられた。 日本の災害を喜ぶ書き込みもあるが、「中国人の恥だ」と批判が殺到している。
 
1999年の台湾中部大地震の救済・復旧を指揮した李登輝元総統も11日夜、インターネットを通じ 「台湾で起きた大地震を思い出し、現在の日本の皆さまの不安や焦り、悲しみなどを思い、刃物で切り裂かれるような心の痛みを感じています」 「自信、勇気を奮い起こしてください!」と激励を発表した

CNNの専門家の言葉
「日本の国民はミラクルだ。被害は確定しないが、他国だったら数倍の被害になっていただろう。 ハイチの500倍以上の威力の地震で津波到達まで5分しか時間ない中で、信じられない対応だ。 この国民には常に準備がある。この国は常に事態に準備ができるのだ」

物が散乱しているスーパーで、落ちているものを律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払って買い物をする。
運転再開した電車で混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。
深夜の東京駅で目にしたのは、 未曾有の天災に襲われながらも整列してタクシーやバスを待ち、 粛々と家を目指して歩き、或いはじっと耐えて外で夜を明かす人々の姿
この光景を見て外国人は絶句したようだ
この国民性、成熟度の高さ文化的な力は、どの国も勝つことはできない

短文投稿サイト「ツイッター」の中国版「微博」では、ビルの中で足止めされ た通勤客が階段で、通行の妨げにならないよう両脇に座り、中央に通路を確保し ている写真が11日、夜投稿された。 「(こうしたマナーの良さは)教育の結果。(日中の順位が逆転した)国内総生産(GDP)の規模だけで得られるものではない」 との説明が付いた。
この「つぶやき」は7万回以上も転載。
「中国は50年後でも実現できない」 「とても感動的」 「われわれも学ぶべきだ」との反響の声があふれた。

湖南省から東京に留学し、日本語学習中に地震に遭った中国紙、瀟湘晨報の中国人記者は、日本語教師が学生を避難誘導後「教師は最後に電源を切って退避した」
と落ち着いた対応を称賛。
ネット上に掲載された記事には「日本人のマナー は世界一」 「人類で最高の先進性が日本にある」などの書き込みが相次いだ。 「日本の学校は避難所だが、中国の学校は地獄だ」といった中国政府や中国人の対応を批判する書き込みも。
2008年5月の四川大地震では、耐震性の低い校舎が多数倒壊、5千人を超える子どもが死亡。生徒を置き去りにし、真っ先に 逃げた教師が批判された

過去のにも 
1994年に広島で開催されたアジア大会の閉会式では、6万人が立ち去った競技場の観客席に「ごみひとつ」残されていなかったことを、各国の新聞が「恐るべし、日本民族」などの見出しで紹介した。
また同論説によると、1995年の阪神淡路大地震では、地元の小さな金融機関が、被災者のために無利子、無担保、「本人が連絡先を記入するだけでよい」との方式で、当面の生活資金を貸し出したが、3年後にすべて返済されたという「恐るべき事件」が発生した。

私自身の周りも停電しましたが、信号機も点灯してないのに誰一人クラクションを鳴らす事もなく、譲り合う姿勢は変わっておりませんでした
隣のファミレスでも地震直後は、客が全員外に飛び出していました。しかし、地震がおさまった後に当然のようにレジに戻って暗闇の中、電卓での清算をして帰るんです

今回の強烈な地震津波でも日本人の強さや良さ、真面目さなどは、全く失われてないですね

日本人である事に誇りを持ち、しばらくは自分の生活も色々な部分で我慢が強いられると思いますが、必ず復興すると思います
誰かは忘れましたが、広島長崎に言った言葉があります
「日本人は原爆を落とされた怒りと悲しみを、復讐にではなく復興に力を注いだ事は世界が見習うべきである」


頑張れ日本!!

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2011年3月 8日 (火)

生後5カ月

今日で、娘は、生後5カ月となりました

生後5カ月ともなると、乳児から幼児に近づいている感じがします

S111244 最近の娘は、散歩が大好き

「さんぽ」という単語が分かるようで、「さんぽにいこう」と語りかけると、ニコッとして嬉しそうに手足をバタバタさせます  

身体を使うことも好きなようで、最近は寝返りを楽しんでます 

うつ伏せの状態から仰向けに寝返るのですが、寝返る前に 「これから寝返るから見ていてね」って感じで こちらを見て、寝返った後に こちらを見てニコッとするのです  自分自身も上手くいくと嬉しいようです112114

あと少ししたら、また別のことができるようになるのでしょう

今の時期の子どもは、日に日に成長していきますね

kuma

2011年3月 2日 (水)

身土不二にこだわる「むさしの」さん

久が原の自然食品店「むさしの」さんから、新種の葉物野菜をいただきました

Photo 小松菜と何かとの自然交配種とのお話

厚みのある葉に、どんな味がするのか楽しみでした

厚くてエグ味も強そうなので、火を通すことに  我が家のパスタの具になりました♪

しっかりした味なので、動物性たんぱくが一緒でなくても旨味があります  とても美味しくいただけました

Photo_2 「むさしの」さんは、「身土不二」の考えから、できるだけ関東近郊の農家との取引を大切にされているそうです 

この新種の葉物野菜も相模原の農家の方からいただいたそうです

身土不二にこだわる「むさしの」さん

これからもお世話になりそうです

kuma

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