原発のない世界を目指して
福島原発は いまだに深刻な状況が続いていて、解決に向けて長期戦になることが明らかになりつつあります
今回の大事故の後でも、各電力会社は、既存の原発の再運転・新設は「延期」とするとするに留まっているのが現状です。。。
ですが、今回の事故を契機に、はっきりと原発を「廃止」にできないものでしょうか?
今後も今の節電の流れを維持しつつ、自然エネルギーを活用した発電をより推進していくことで、解決への道をつけていくことはできないのでしょうか?
ブータンという国には、大きなダムではない小さな水力発電システムがあるそうです。そのシステムだと環境への負荷は小さいそうです。急峻な河川のある日本では、そのよ
うなシステムを採用することもできると思います
さらには、海に囲まれた日本では、波の力を利用することはできないのでしょうか? 非常に有効だと思います
これから原子力エネルギー行政の転換の声が大きくなっていくことと思いますが、漠然と「原発は危ない、不安だ」という気持ちだけだと、続かなくなってしまわないか心配しています
そこで、以下のサイトの内容を読んでいただきたいと思います
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
このサイトの筆者の平井憲夫氏は、20年間 原発の「生の現場」を見続けてきた方です。
10年以上前の情報で、詳しいデータや科学的な分析はありませんが、私には 平井氏の切実な想いがひしひしと伝わってきました 机上の話ではなく、現場を見続けてきた方だからこその想いが詰まった文章です
読んでいただければ分かりますが、特に 原発が原発周辺の人々に対する大きな差別をつくっていることは、本当に許されないことだと思います
この文章を読んでみて、それでもより快適な生活のために電気を大量消費しつづけようと思う方はいないと、信じます
kuma