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2012年7月10日 (火)

ビワ葉を煎じて水毒対策♪

梅雨の中、蒸し暑い日が続いてますね。

このような湿度の高い日々が続くと、湿度のために身体に不調をきたしかねません。  東洋医学では、それを水毒(もしくは湿邪)といいます。

水毒が溜りすぎると、身体がだるくなることが多くなります。

また、胃腸に不調をきたすことが多く、日本人は体質的に胃腸の弱い方が多いので、今の時期、体調を崩す方は多いです。

この水毒に対して、ビワ葉に効果があることをご存知でしょうか?

中国の明の時代に書かれた「本草綱目」という書籍によると、ビワ葉には胃腸の毒を流す効能があるとあります。

Photoまた、枇杷葉湯(びわようとう)という飲み薬が、江戸時代に京都や江戸で流行りました。  飲み薬といっても、ビワ葉に甘草や桂枝(けいし)などの生薬をブレンドした民間薬。  夏負けや日射病、軽い食あたりを予防する効能があったようです。

ビワを煎じると赤茶色の煎じ汁ができますが、東城百合子先生の「自然療法」によると、「ビワ葉を煎じて飲むとぜんそく、胃腸によく、内臓その他の痛みによい」 とあります。

このように、胃腸によいとされるビワの葉

末廣堂で治療後にお出しするお茶や我が家のお茶にも、よく登場します。  ビワ葉だけを煎じることもありますが、よくするのは、三年番茶とビワ葉をブレンドしたお茶です。

ビワ葉だけだとハーブティーのようになり抵抗のある方おられるでしょうが、番茶がベースとなると、より飲みやすくなると思います。  熱を加えるとビワ葉からは配糖体が生まれるので、お茶に ほのかな甘みが生まれます。 けっこう好評です♪

当院の鍼灸治療では、温灸と組み合わせて治療にも取り入れておりまして、お世話になりっぱなしです。 ビワの葉温灸については、こちら↓

http://homepage3.nifty.com/harikyu-suehirodou/biwa.html

感謝をしつつ、これからも恩恵を受けさせてもらいたいと思います。

kuma

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自然療法・食養生」カテゴリの記事

コメント

 枇杷葉茶を飲み始めて、早5年です。今年の3月の定期健診の折、タニタの体脂肪計に乗ったら、何と内臓の機能が40代でした。肌年齢は20代です。その間、枇杷葉茶のみで、時たま、鉈豆茶や、ドクダミ、きらん草などを煎じていました。我が家の庭にあるものか、身近に生えている薬草だけです。
 自然からの恵みを感謝することで、治癒能力が生かされてくるのだろう。と思っています。

 昨日は、内部被曝を生き抜く。という映画を観てきました。伊方原発は、電力が余っているにも関わらず、再稼動させました。加えて、何等避難すべきことや、防護装置さえありません。そして資料の最後には、地震や津波に対しては防ぐのはムリ。と記述してあるそうです。
 原発マネーと引き換えに、人類の命を売ったのです。なんという愚かな行為でしょう。
 ここが爆発すれば、何処に逃げても、放射線からは逃げられません。エネルギーを選べる世の中にしたいです。

ビワの葉で健康を維持されているとのこと、素晴らしいと思います。 自然の恵みを最大限に活用されているのでしょうね。
放射性物質や原発再稼働の問題については、この国の指導層には、国民の声に真摯に耳を傾けてもらいたいです。 

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