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2013年2月28日 (木)

ツボの顔

ツボというと、どのようなイメージでしょうか?

指で押してみて 「痛いところ」 とか 「気持ちいいところ」

というイメージをもっている方が多いのではないかと思います。

たしかに、 「痛い」 とか 「気持ちいい」 という感覚がないと反応点として分かりにくいでしょうから、もっともなことです。

ですが、ツボには 「無感覚」 という顔もあるのです。

押してみても、感覚がないくらい硬くなってしまっているところ とか

押してみると、押した指がズブズブどこまでも沈み込んでいってしまうようなところ

が 「無感覚」なツボの代表です。

「私は肩こりになったことがありません」 という方の肩を触診してみると、ガチガチの肩をしていることは、よくあります。  肩こりを「感じることができない」くらい肩の筋肉が緊張しているのが実情です。

では、「痛い」 「気持ちいい」 「無感覚」 どの順番で状態が悪いのでしょうか?

答えは、軽い方から並べると 「痛い」 → 「気持ちいい」 → 「無感覚」 となると言えます。

これは、おそらく、一般的な感覚とは逆ではないでしょうか? 

この感覚の食い違いが生じる原因は、痛みの意味のとらえ方の食い違いにあります。  痛み自体を悪と考えるか否かです。

鎮痛剤を多用する方が多いことからすると、一般的には 痛み自体が悪として、痛みさえ除ければよいと考えられていることでしょう。 

ですが、痛み自体は、身体の異常を知らせる警告であり、痛いと感じることは大切なこととです。  悪いのは痛みを生じさせる原因に過ぎません。

「痛い」と感じているのに、それを無視して無理をしつづけていると、身体が警告を発することを諦めて、次第に「痛いと感じることができなく」なってしまいます。  これは、おそろしいことです。

感じることができない = 死に近づいている  ともいえます。

無感覚になるくらい身体が鈍くなった状態を放置すると、いずれ大きな病を引き起こしかねません。

ツボが「痛い」という顔をしているうちに、身体の警告に耳を傾け、身体をケアすることをオススメいたします  (o^-^o)

kuma

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鍼灸治療」カテゴリの記事

コメント

 先日の施術から1ヶ月余り経ちました。症状が改善されたものの、機会があれば行きたい思いです。仰られるとおりです。初期の疲労度と、後期の症状の違いは、とてもよくわかります。
 あの日に、治療をしてもらえなかったら、精神的な打撃を受けていたことでしょう。危機一髪のところでした。鍼灸は苦手ですが、kumaさんは、信頼できます。

アナザン・スター様
この前の施術から、もうそんなに経ちましたか。時が経つのは早いですね。
身体の生理を理解していると、酷いことになる前に対処できることでしょう。
岡山と東京は、ちょっと(かなり?)遠いですが、またお会いできることを楽しみにしております。

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