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2013年7月19日 (金)

町のかかりつけ鍼灸師を目指す

鍼灸師になる前、鍼灸を学び始めた頃の話です。

鍼灸で難病を治療できるようになれたらとの想いがありました。 東洋医学の無限の可能性に期待を膨らませていたのです。  そのようになれてこそ、鍼灸師となる意義があるようにも思っていたと記憶してます。

今でも その想いは持ち続けていますが、少し考えが変わってきてもいます。2008

町の鍼灸院を営んでいると、色々な症状を訴えて色々な方々が来院されます。 

腰痛・肩こりのような比較的単純な症状から 認知症・パーキンソン病・癌など なかなか難しい症状まで様々です。

難しい症状の方が来院されると、正直 鍼灸師魂に火が付いて気合が入るのは確かです(笑)

 

だからといって、腰痛や肩こりのようによく訴えられる症状だからといって軽くみることはありません。   そのような一見 単純に見える症状の裏に大きなリスクが潜んでいることもあるからです  ( 以前、坐骨神経痛を訴えていらした方の症状の原因が腰骨に転移した癌によるものであることがありました。 )  

ですから、一見 単純に見える症状のときにこそ、患者さんの言葉や身体の使い方にアンテナを張って、様々な可能性を考えることを心がけてます。

そして、単純なコリや痛みの訴えを的確に変化させて、患者さんの生活の質を向上させることも、難病の治療に負けない位 意義のあることだとも思っております。  単純なコリや痛みが積み重なって 症状が複雑に絡み合い、酷い状態に変化していくこともあるのです。

ですから、単純なコリや痛みの訴えでも手を抜くことはありません。

日々の臨床では、単純なコリや痛みの訴えは、けっこう多いものです。

「 単純な症状を的確に変化させて、重篤な症状の予防を図る 」  そのような町のかかりつけ医のような鍼灸師になれたらと今では考えております。

鍼灸院の中には不妊専門など専門特化した鍼灸院もありますが、末廣堂では 特に専門を謳っておりません。  それには、様々な症状に対応し、町のかかりつけ鍼灸師となれたらとの想いが込められております。

ご縁のあった方々に 出来るだけ気持ち良い生活を送っていただけるように、私は、これからも町のかかりつけ鍼灸師として精進していくつもりです。

kuma

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