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2013年9月

2013年9月20日 (金)

便利さ と 自然さ

患者さんのMさんから、自家製ジャガイモを頂きました。Photo

Mさんの義理のお父様が育てられた無農薬のジャガイモです。 形も大きさも市販のものに引けを取らないほど立派です♪

ジャガイモは保存がきくので、食べるまでに少し時間が経ったら、芽がでてきました。Photo_2

このジャガイモの芽 ご存知の方も多いでしょうが、ソラニンという毒性のある物質を含んでいます。

なので、調理の時には芽をとりますね。 と思ったのですが、最近、ジャガイモの芽を除いたかな?と自問してみると、していません。。。

で、思い出したのが、最近は、ジャガイモに放射線をあてることで、芽をでなくさせているとの話  

芽を除く手間をなくすために放射線を当てることがよいことなのか? 食の安全性として大きな問題はないのかもしれませんが、どうにも不自然で気持ちが悪い話です。。。

便利さ と 自然さ ともに欲しいものだけに、難しい問題ですね。。。

ですが、個人的には、多少手間がかかっても、放射線をあてていない自然なジャガイモが食べたいものです。

kuma

2013年9月17日 (火)

自然の甘味を楽しむ

患者さんのAさんから、また自家製ブドウを頂きました。

しかも、今回も立派なブドウを3房も!Rimg9126

娘がブドウが好きとの話を先日のブログで見て気を遣っていただいたようで、恐縮です o(_ _)o

ふだん 娘には、甘いお菓子類を与えていないので、果物やカボチャの甘さが 娘の「甘味」となっております。 

甘いお菓子類の甘味は、白砂糖なので、血糖値の乱高下を招き、精神的に不安定な子供(いわゆるキレやすい子供)になりやすいと云われています。  その他、ショートニングなど身体に害を与える添加物も多いので、限りなく お菓子類は娘に与えないようにしているのです。

成長期の子供が甘味を求めるのは、身体も活発に動かすし、発達する脳がエネルギーを絶えず求めている( ← 脳は、ブドウ糖でしか働きません)のかもしれません。 

絶えず、活発に動き回り、絵本を読み聞かせると ジ~っと集中して聴いている娘を見ていると、そう感じるのです。

甘いお菓子をあげていないのだから、果物くらいは多少多くなってもいいかなと考えて質のよい果物は与えている次第です。

Aさんのブドウは、とても美味しいので、家族3人で競争して食べております♪ 早く食べないと、娘にみんな食べられてしまうのです!!

そんなAさんのブドウも、今年は終わりとのこと。 季節は秋に向かっているのですね。

食いしん坊の娘は、秋には秋の自然の甘味を楽しむことでしょう♪

kuma

2013年9月15日 (日)

鹿島槍・五竜・白馬 縦走 ~ 感謝を込めて

今月の上旬に、北アルプスの後立山連峰を歩いてきました。

扇沢から入山して 鹿島槍ヶ岳~五竜岳~白馬岳と縦走し、栂池高原に下山です。  今回も、テント泊で頑張りました!

今回の山行は、初日は雨でしたが、2日目からは晴れ!! やはり、私は晴れ男と思われます(笑)  

だらだら時系列に書いていくのも つまらないので、今回はテーマ毎にまとめて書いていきたいと思います。

というわけで、最初は登った お山について。 大きな山に絞っていきます。

まずは、鹿島槍ヶ岳(布引岳山頂より)  二つの頂上をもつ双耳峰です。Srimg8937

実際に登ってみると険しいところもあるのですが、遠目にはスッキリしていて女性的ですね。 

次に、五竜岳  名前だけでも魅力的です。Srimg8966

かなりどっしりした山塊で、岩岩した山でした。 かなりカッコイイ山です♪

それから、白馬岳  かなり有名な山なので、名前くらい聞いたことがあるでしょうか。 東側がかなり切れ落ちている山容なので、眺める方向によって山の形がかなり変わって見えます。

これは、南側から眺めた白馬岳。Srimg90573

東側がスパッと切れ落ちているのがよく分かります。 

で、こちらは、東側から眺めた白馬岳(一番右の山。 小蓮華岳山頂近くより)Srimg90893

南から見た山容と全く違いますね。 杓子岳や白馬鑓ヶ岳、さらに遠方に鹿島槍ヶ岳もよく見えました。

最後に、小蓮華岳  大して大きな山ではありませんが、個人的には、とても楽しみにしていた山です。Srimg9093

この小蓮華岳  数年前にNHKでテレビドラマ化された「坂の上の雲」(司馬遼太郎原作)のエンディングロールの背景に使われていて、いつかこの目で見てみたいと思っていた山でした。 たおやかに伸びている稜線が、成長著しい明治の日本を上手く象徴しているように感じます。 最後に、この山を眺めることができて、大満足でした♪

お山の紹介はこれくらいにして、次は朝夕の山の風景について。

私は、朝夕の山の風景、空気感が堪らなく好きで、朝夕の山を感じたくて山に行こうと思うくらいです。

まずは、雲海から昇る朝日(白馬岳山頂より)Srimg9080

太陽が昇るまでは大気が冷えているので、雲が垂れ込めて雲海をつくっています。 で、太陽が昇ると大気が温められて、雲海となっていた雲も昇り始めます。 その光景の変化は、ダイナミックで、一度は見て頂きたいと思うところです。

朝焼けで赤く染まる山々も美しい。 朝焼けの剱(つるぎ)岳 Srimg8934
 

赤く染まる槍ヶ岳(向かって左奥)も遠方に見えました。Srimg8930

この光景も本当に一瞬で、すぐに赤さが薄れていってしまいます。 大気がピンク色のグラデーションになっているのも美しい♪

夕焼けも朝日に負けず劣らず美しいです。 これは、夕焼けの中のシルエットの剱岳。Srimg89892

この鮮やかな夕焼けも、ほんの一瞬でした。

少しでしたが、お花や紅葉も楽しめました。

初秋を象徴するタカネマツムシソウPhoto_3

清楚なイワツメクサPhoto_4

花の散ったチングルマも秋を感じさせます。Srimg9097

ちょっとした紅葉も目にできました。Srimg9040

最後のテーマとして、二つのキレット越え  今回の山行の目玉です。

キレットとは、稜線の一部が急激に切れ落ちている場所のこと。 今回の八峰キレットと不帰キレットは、日本三大キレットのうちの二つです。 ちょっとマニアックかもしれませんが、書かせて頂きます(笑)

まずは、八峰キレットSrimg8950

鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間の稜線にあります。 写真は、鹿島槍ヶ岳南峰頂上から見た八峰キレット。 ガガ~と下りながら、切れ落ちていくところです。

下の写真のように、際どいところもありました。木の足場がなければ、足掛かりを見つけるのが大変ですね。Srimg8960

次は、不帰(かえらずの)キレット。唐松岳と白馬岳の間にありますSrimg8997

こちらは、さらに際どいところがありました。Srimg9012

この写真の岩の鎖の下は、一瞬足場が無くなります! すこし勢いをつけて、先の岩まで足を伸ばさないと転落してしまいます。。。

水平のハシゴの下が空中の場所もありました。足を滑らしたら。。お終いです。Srimg9022

早朝に出発したので、幸い対向者に会うことなく スムースに進むことができましたが、対向者がいたら、けっこう大変ですね。

いずれのキレットも天候がよかったからいいものの、雨で足場が滑りやすかったら、かなりリスクが高まりそうです。 その意味でも、今回の山行もラッキーでした。

と、今回の山行も大満足のうちに終わったのですが、今回 山に行けたのは、家族も含め、多くの患者さんのご協力があったからでした。

今年は、6月に早めの夏休みとして与論島に行っていたので、カオさんからは「今年は、山に行くのは諦めなさい」と言われていたのです。。。

ですが、今回のような難ルートは体力のある今のうちにどうしても行きたくなってしまいまして、カオさんに末廣堂を守ってもらいながら、無理をして行かせてもらいました( ← ほとんど山中毒)。

娘の面倒も仕事も一手に担ってくれたカオさんに、まずは感謝したいと思います o(_ _)o

私が居なくて悲しい思いをさせてしまった娘にも感謝です。 その分、帰宅してからは、いっぱい いっぱい遊んであげました♪

そして、予約をずらして頂いた患者の皆さまのご理解に感謝いたします。 本当にありがとうございました o(_ _)o

家族や患者さんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも日々の施術に向き合っていきたいと思います。

kuma

 

2013年9月13日 (金)

酸味も楽しむ

患者さんのHさんから、「二十世紀梨」を頂きました。Rimg9124

最近、「幸水」や「豊水」は店頭で見かけるものの、「二十世紀」は見かけなくなっていたので、なんだか懐かしいです。 私が子供の頃は、梨といえば二十世紀梨をよく食べていたものです。

二十世紀梨は、甘みと酸味のバランスが良いすっきりした味わいが特徴

なので、幸水を食べなれていると、けっこう酸っぱく感じます。

ですが、この酸味が 個人的には嬉しいところ♪

最近は、果物はもちろんのこと、トマトにしろニンジンにしろ、とにかく糖度ばかりが強調されているようで、なんでもかんでも甘くなっているのに違和感を感じます。

酸味を敬遠して、果物が売れないとの話も聞いたことがあります。 今はお菓子の甘さの方が受けるとのことです。

東洋医学の理論の一つに五行論がありまして、味についても「五味」という分類があります。

酸・苦・甘・辛・塩からい の五つです。 いずれも過多でも過少でもバランスを崩していくと、いずれ体調を崩すことになっていくとされています。

甘味は、臓器でいうと今で云う膵臓に関係が強いとされています。 これは、血糖値が上がると膵臓からインシュリンが分泌されることからして、西洋医学からみても妥当です。 

甘味を摂取し過ぎることで、血糖値が急上昇し、膵臓からインシュリンが大量に分泌されて、結果 膵臓が疲弊していく。。。最近の甘味を強調する傾向が、糖尿病の増加と関係があるのではないでしょうか。 

果物でも、バランスよく酸味も楽しめる舌をもちたいものですね (o^-^o)

kuma

2013年9月 7日 (土)

音で癒す

末廣堂のBGMは、日々 変化します。

その日の雰囲気、天気、私たちの気分で、患者さんに気持ちよく治療を受けて頂けるように選んでいくのです。

ソフトなクラシック、静かなジャズやボサノバ、民族音楽 など。。。私たちが自分の耳で聴いて、「これは、いい!」 と感じた音楽だけをかけるようにしております。

そんな中でも、とりわけ患者さんのウケがいいのが、「Solitudes(ソリチューズ)」です。Photo

ソリチューズはダン・ギブソンという人が創ったカナダのヒーリングミュージック。     自然の音を独自の技術で録音していて、非常にリアルな音を聴くことができます。  まるで小鳥が部屋の中にいるような、川がすぐ近くで流れているような、 そんな気分にさせてくれる音楽なのです。

患者さんに 「小鳥を飼っているのですか?」なんて訊かれたこともあります(笑) 

ソリチューズのシリーズにも色々あって、春の暖かい陽ざしのある日にピッタリのものや、夏の暑い日の暑気払いになりそうなもの、年の瀬に合いそうなもの 等々 様々なタイプの音楽が溢れているので、たくさん揃えてきました。

残念なことに、ソリチューズは、日本では あまりメジャーではないのか、取り扱っているお店やサイトが非常に少ないです。。。

そんな中で、見つけたのが、「セラピス」さん。http://shizen-life.com/

主に、天然サプリメントや自然食品の通販 をされているサイトですが、ソリチューズのCDも扱われております。 なかなかのラインナップで、視聴できるのも親切ですね♪

音楽と自然音の融合が素晴らしい「ソリチューズ」

ぜひ、聴いて 癒されていただきたいと思います (o^-^o)

kuma

2013年9月 3日 (火)

夏の疲れに、ネバネバ

先日、品川の秋田の物産館に立ち寄った際に、面白い食材を見つけました。

「 ぎばさ 」 です。 秋田の男鹿半島の名産とのこと。Photo_2

興味があったので、一つ買ってみました。

で、さっそく食べてみると。。。海藻を千切りにしたようなもので、かなりのネバネバぶりです!Photo_3

この海藻のヌメリは、フコダインという物質によるものです。

動物実験などの基礎研究の段階ですが、 フコダインには、抗酸化、抗ガン、抗菌、皮膚の傷の修復、胃粘膜の保護、血中コレステロール低下などの作用が期待できるとのこと(ウィキペディアより引用) 

人にもそれなりの効果が期待できそうです。 夏の疲れをとるのによさそうですね♪

この「ぎばさ」

醤油をチョロリとかけるだけでも、ご飯のお供に十分な程 旨味がつまっております。

納豆と混ぜて、ネバネバ×ネバネバも かなりイケました♪Photo_4

9月に入ったとはいえ、まだまだ残暑が続きそうです。。。

ネバネバ食品で精をつけていくのもいいですね (o^-^o)

kuma

2013年9月 1日 (日)

秋の初物♪

9月に入ったとはいえ、暑い日々が続いていますね。

そんな折、毎年のことですが 患者さんのAさんから 初物のブドウを頂きました。

しかも、3房も!Photo

もちろん、Aさんのお父様の自家製無農薬のブドウです♪

さっそく冷やして頂きました。 相変わらず、自然な甘みが美味ですね。

うちの娘もAさんのブドウに目がなくて、ことあるごとに、「ブドウ食べたいな~」 「ブドウ食べてみない?」 などと言っております。

放っておくと、3人分を1人で食べきってしまうので、「みんなで食べようね~」とクギをさしておかないとなりません(笑)

今年も美味しいブドウを下さって、Aさん ありがとうございました (o^-^o)

kuma

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