自主性を育てる
娘が通っている保育園の特長として 子供の自主性を重んじること があります。
一歳児クラスにして、自分が使う服やタオル、弁当、保育園のノートなどをリュックにいれて自分で園まで運ぶのです。 そして、その中から自分で着替えの服を出して自分で着るようにさせているとのこと。
そのことを、保育士の患者さんにお話ししたら、とても驚かれていました。 公立の園では大抵、年長さん(6歳くらい)頃になって自分のリュックを用意するとか。 その話を聞いて、私もそのギャップに驚いてしまいました(笑)
その他、箸の使い方について面白い話があります。 園長は、保護者に「箸の使い方を自分の子供に絶対に教えないでください」 と言っているのです。
どういうことかというと、「子供達は、親や年上の子供が箸を使うのを見ながら自分で使い方を見つけていく」 というのが、その意図とのこと 親が教えてしまったら、子供が自分を高めようとする意欲を削いでしまうとの考えです。 なるほどね~と感心してしまいました♪
うちの娘も私たちが使う箸に興味をもつようになり、「貸して~」と言ってきます。 言われた通り、使い方を教えないでいると、自分なりに使うようになってきました。 まだまだ、不完全ですが自分なりに使えてきています。 いずれ、きちんとした使い方ができるようになることでしょう♪
ここで、ふと思うのが、鍼灸の診立てや技術にも同じことが言えること。
ある程度の基本を覚えたら、あとは自分で工夫して効果を上手く出す方法を自分で考えていくことも大切だと思います。 教科書通りの症状などほとんどないのですから、臨床現場では、その都度工夫して応用していく力が問われます。
私も娘に負けないように自分を成長させていこうと思います♪
kuma